慢性頭痛の原因と第2頸椎の重要性について |【深夜でも整体・マッサージが受けられる ほんだ整体院】
2023/06/09
頭痛の種類について
慢性的に症状がでる頭痛は「1次性頭痛」に分類され、
偏頭痛・緊張性頭痛・群発性頭痛の3つがあります。
『偏頭痛』
脳の血管が急激に拡張することで引き起こされると考えられています。
頭にズキズキと脈を打つようなリズムで痛みがでるのが特徴です。
原因として、睡眠不足、ストレス、飲酒、気圧の変化などが
緊張する環境から解放されたときに痛みがでることも多いです。
緊張している時は「交感神経」が働き血管を収縮させていますが、緊張から解放され「副交感神経」が優位になると血管が拡張し脳の神経を圧迫することで痛みがでると考えられています。
緊張する会議が終わった後や苦手な人と会ったあとなどに痛みがでた経験はありませんか?
また事前の兆候として「閃輝暗点」という症状が知られています。
突然視界の中にギザギザの光の波ようなものが現れる症状で、その後に頭痛が起こることが多いです。
偏頭痛は血管の拡張による神経の圧迫が原因なのでマッサージや運動などで血流を良くしてしまうと痛みが悪化する場合があるので偏頭痛の特徴を感じたときは暗い部屋で安静にしましょう。
『緊張性頭痛』
頭や首周りの筋肉が緊張し血流が悪くなることで痛みがでると考えられています。
一般的な頭痛の中でもっとも頻度が多い頭痛です。
痛みの特徴は締め付けられるような痛みや頭が重く感じるといったものが多いです。
緊張性頭痛はマッサージや身体を動かし血流を改善することで痛みの緩和が期待できます。
『群発性頭痛』
数週間から数か月ほどの期間、毎日のように痛みがでる頭痛です。
片側の目の奥や眼球の周囲に激しい痛み起こります。
一度痛みがでるとその後は必ず同じ側に痛みがでるのが特徴で途中から反対側に痛みがでることはありません。
はっきりとした原因はわかっていませんが、目の後ろにある血管(内頸動脈)に炎症が起き、血管が拡張して神経を圧迫することで起こると考えられています。
偏頭痛と同様に脈を打つように痛みがでることがあります。
頭痛と第2頸椎のズレ
当院にも頭痛で悩む患者さまは多くいらっしゃいます。
頭痛で悩む多くの方に共通しているのは第2頸椎のズレです。
第2頸椎とは頭蓋骨から数えて2番目の頸椎です。
第1頸椎は後頭部と靭帯でがっちり固定されているのでほとんど動きませんが、第2頸椎は左右を向く回旋の動きで大きく動きます。
頭痛持ちの患者さまはこの第2頸椎が後方に飛び出るようにずれていたり、左右にずれていることが多いです。
頸椎には横突孔という穴が開いていてそこを脳につながる椎骨動脈と椎骨静脈が通ります。
第2頸椎がズレるとこの血管が圧迫され脳への血流が安定しなくなることで頭痛を引き起こすと考えられています。
デスクワークやスマホの操作で長時間目線を下げている方や猫背で頭の位置が背骨より常に前方にあるかたが特にズレが発生しやすいです。
第2頸椎にダイレクトにアプローチできる関節モビライゼーション
1度ズレてしまった第2頸椎をストレッチで動かそうとしても、周囲の骨が先に動いてしまいうまく動かすことが出来ません。
ご自身で首のストレッチをしてもイマイチすっきりしない理由はその為です。
当院では関節モビライゼーションという手技を用いることで関節のズレを治します。
首の関節を動かす方法の中には瞬間的に回旋をかけてバキバキッと動かすスラスト法というものがありますが、この手技は身体を損傷されるリスクが高く厚生労働省から禁止する必要があると発表されています。
関節モビライゼーションの場合はズレた関節に指をあててゆっくりと圧をかけていき動きをつけていくので危険性はありません。
ズレを治した後は首回りの筋肉を鍛えたり、姿勢を改善させることで再発を予防していきます。
命にかかわる危険のある頭痛
脳腫瘍やくも膜下出血など、他の病気の症状として痛みがでる頭痛を「2次性頭痛」といいます。
この2次性頭痛は命にかかわる場合があるので注意が必要です。
急に激しい痛みがでたり、いままでと違う箇所に痛みがでたりなど違和感を感じた場合はすぐに病院を受診してください。
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ほんだ整体院
埼玉県さいたま市浦和区東仲町6-17エルデ浦和301
電話番号 : 070-9079-3780
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