四十肩・五十肩・・・『三角筋の痛み』ほんだ整体院【浦和 整体院】
2023/06/12
『三角筋』に痛みがでる四十肩・五十肩
四十肩・五十肩という呼び名は俗称であり正式には「肩関節周囲炎」といいます。
肩関節周囲炎は文字通りは肩関節の周囲で起こる痛みの総称なのでの人によって痛みがでる場所や原因が異なります。
今回は『三角筋』に症状がでる四十肩・五十肩についてご紹介します。
三角筋は画像のように肩関節を前面から後面にかけて覆うように付着しています。
三角筋の奥には上腕骨、上腕二頭筋の腱、関節包などの組織が存在します。
肩を大きく動かす習慣がなかったり、就寝時に毎回同じ側の肩を下して寝ることが多いと三角筋の組織と上腕骨の骨膜、腱、関節包などの組織が癒着を起こします。
そして、肩を動かした際に癒着した部分が組織を引っ張ることで痛みを発していると考えられています。
この状態を放置すると、痛みのせいで肩を動かすことが少なくなり、動かさないせいでさらに癒着が進みどんどん悪化してしまいます。
三角筋の深部の癒着に対して表面的なマッサージやストレッチでは改善が難しく、癒着している部分を狙ったアプローチが必要となります。
当院では三角筋を両手で覆うようにつかみ持ち上げるよう癒着部を引きはがしていきます。
最初は癒着部を剥す痛みを感じますがすぐに痛みを感じなくなっていきます。
それが癒着がとれたサインです。
関節包・滑液包が原因で三角筋に痛みがでるケース
肩関節には関節を深部で覆っている『関節包』やクッションの役割をしている『肩峰下滑液包』という袋状の組織があります。
↓青色の部分
この滑液包・関節包は三角筋と同じ腋窩神経が支配している部分があります。
滑液包・関節包に炎症が起きていたり、癒着を起こしていると肩を動かした際に同じ腋窩神経で支配されている三角筋に痛みを感じることがあります。
これにより三角筋に痛みを感じる原因がないのに三角筋に痛みを感じるという状態が生まれます。
この状態では三角筋に対していくらアプローチしても改善はしない為、関節包・滑液包に対してのアプローチが必要です。
腋窩神経の圧迫で三角筋に痛みがでる
次は三角筋が直接圧迫されて痛みがでるパターンです。
脇の下の後方部分にはQLS-クアドリラテラルスペースという筋肉と骨に囲まれたスペースがあります。
腋窩神経はこのQLSを通って三角筋へつながります。
崩れた姿勢でQLSが狭くなったり、囲んでいる筋肉が緊張することで腋窩神経を圧迫し三角筋に痛みを感じさせます。
三角筋に痛みを生じる原因はさまざま
このように神経のつながりの関係で三角筋に痛みを感じる原因はさまざまです。
お身体の状態をみて正しい原因を見つけて対処することがとても重要になります。
三角筋が痛くて整骨院や治療院に通っているけどなかなか良くならない・・・とお悩みの方は是非一度ほんだ整体院へご相談ください。
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ほんだ整体院
埼玉県さいたま市浦和区東仲町6-17エルデ浦和301
電話番号 : 070-9079-3780
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